そろそろnipotan niteについて一言いっておくか

僕がnipotanもしくはハヘロロハムーさんのことを知ったのは、島男ネタのあたりからだったと思う。
この頃はまだ、自分にとってのライブドアという会社のイメージも、当時の一般的な人々と大差なく、まあなんというか、とりあえずかつてのオン・ザ・エッヂとはだいぶかけ離れちゃったのかなあ、とか思っていた。

そうしたイメージを覆してくれたのもまたnipotanのこのエントリーだった。
これを読んで、なんだかんだいってもコアのところは何も変わってない、今でも充分トンがった会社だということがわかって、なんだか嬉しく思ったりした。

そうこうしているうちに、例の事件が起きたわけだが、その時もまたnipotanのこのエントリーを読んで、自分は何もできないながらも心の中でエールを送るとともに、これを書いたnipotan自身にも、ある種の尊敬の念のようなものを抱くようになっていったのだった。

(中略)

そうして、晴れて採用の通知を受け取ることとなったのだった。

が、その喜びからほんの数日後、近くnipotanが米国へ赴任することになったらしいということを知ることになる。そして、nipotanを激励しつつ送り出すための会『nipotan nite』が開催されるという。参加者枠には、ライブドア関係者のみならず、Perl関連というのがあったので、とにもかくにも参加することにする。

とはいえ、まだライブドア入社は公にできない微妙なタイミング。「nipotanと一緒に仕事がしたくてわざわざ転職までしたのにー!キーッ!」とかいうネタ(?)も使えない。おまけに当日は仕事のほうでハマってしまい、遅れること1時間、ようやく会場に到着するも、オープニングのイリュージョンとか水室にぽ介ライブとかはことごとく見逃して乗り遅れ感満点の中、会場のみなさんはすでにそれなりに出来あがっていい調子になっちゃってるし、料理はもう残り物が少々って感じだし、そもそも業界内にお友達がそんなに多いわけではない自分としては、最初のうちはどうふるまってよいのか途方に暮れていたのだった。

が、やがて数少ない顔見知りな人にも会えてお話したり、ライブドア社内で自分の入社を知っている一部の人にご挨拶したりと、徐々に場に馴染めるようになっていった。(id:clouderさんにいたっては、彼のほうから声をかけてくださり、社内の話とかいろいろ聞かせていただきました。ありがとうございました!)

そうして最後、もう会もお開きという頃になって、nipotanに直接ご挨拶する機会を得た。「一緒にお仕事できると思ってたんですが〜TT」という恨み言に対して、「他にも優秀なエンジニアがいっぱいいますので、がんばってください」という温かい言葉をいただき、僕もnipotanの向こうでの活躍をお祈りしてます、といってお別れしたのだった。

というわけで、5月1日付けで株式会社ライブドアに入社しました。よろしくお願いいたします。